内部告発の社員勝訴 報復違法 トナミ運輸に賠償命令

2005.2.23−24
NIKKEI NETは2月23日、トラック運輸業界に不正があると内部告発したため、30年間にわたり仕事を取り上げられているとして、大手運輸会社「トナミ運輸」(富山県高岡市)の会社員串岡弘昭さんが同社に謝罪と約5400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、富山地裁の永野圧彦裁判長は23日、原告の訴えを一部認め、会社側に約1360万円を支払うよう命じた。と掲載しました。会社は1975年に串岡さんを教育研修所に異動させ、1人部屋に「隔離」。雑用ばかりさせ、昇給・昇格もさせなかった。

しんぶん赤旗は2月24日、上記記事を報道し、加えて、内部告発をめぐって、昨年「公益通報者保護法」成立し、その中で串岡さんはパイオニアとして注目されたことを紹介。永野裁判長は「原告の内部告発は正当な行為で、法的保護に値する」と述べたと、報道しました。

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