ネスレ関連会社 パート5人 勝利判決
「請負」化での解雇無効
 大阪地裁

2005年3月31日

しんぶん赤旗は、食品メーカー・ネスレジャパンのグループ会社、ネスレコンフェクショナリー関西支店が販売促進部門で働いていたパート労働者を外注化のために解雇し、個人請負契約を結んで働かせようとしたのは違法だと、解雇無効と賃金の支払いなどを認めた判決が30日、大阪地裁でありました。と報道した。

訴えていたのは、菓子類の売り上げ促進に携わってきた5名。それぞれ1991年〜2002年に契約社員として入社。1年の雇用契約を更新してきました。解雇を通告された2003年6月に、全労連・全国一般キットカット分会を結成しました。

判決は、契約期間中の解雇について、「早急に従業員の人員を削減しなければならない客観的事業は認められない」として、「解雇は無効」と断定。期間満了による雇い止めも「原告らは契約を更新されると期待をもつ合理的理由がある」「権利の乱用として無効」としました。

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