ELリストラニュース 第3号

 

NFAS人材公募 EL社内に募集が集中


2008年6月30日        

NEC&関連労働者ネットワーク

 

6/20()に第2回目募集期間締め切り

 

 

6月20日(金)、NFASの第2回目人材公募の募集が締め切られました。(公募は今期3回実施する

予定。)結果は、275名分の求人枠に対し、154名の応募者でした。特徴的なのは、NECEL内の枠

に対する人気で、6割近い90名の方が応募されました。2番目に人気の高かったのがNECグループ内

であり、44名の方が応募されています。一方、全体の枠の約半数である130名分を開けていた社外の

枠に対しては、わずか20名の応募しかありませんでした。この結果を見ても、いかにNFAS社員の多くが

NECEL内で働き続けることを望んでおられるかがわかります。

もう少し内訳を見てみますと、相模原にある生産事本の人気が圧倒的に高く、61名の応募が集中し

ています。これらの大半は「開発支援職」と呼ばれる技術系職場における事務やオペレーションなどの

業務です。この事から、長年携わってきた業務とは異質の仕事にチャレンジしてでも、とにかく地元の

相模原で働きたいと言う、多くの方々の願いが伝わってきます。

しかし気になるのが、特定の枠に応募が集中していることです。中には1名枠に10名の応募が集中

する例も見られ、NECELに応募した90名のうち、半数にあたる約45名分が枠からはみ出しており、

競争倍率は厳しくなっています。今回の選考で漏れた方と、公募の様子を見ている方を合わせ、8月に

実施予定の第3回公募には、更に多くの方が応募される可能性もあります。人材公募はNFAS社員の

雇用の場を確保するうえで補助的手段であるとの認識のもと、NECEL内を中心に働く場所が保証される

ことを望みます。

 

         <第2回公募最終結果>

主 体

求人数

応募者数

NECELグループ

相模原

40名弱

72名

玉川、関西

約45名

18名

NECグループ

60名強

44名

社 外

約130名

20名

約275名

154名

 

 

 

 

< ELリストラニュース発行のお知らせ >

 

NECエレクトロニクスのリストラは、今年度もNFASの集約が予定されているほか、各生産基地の人員

削減は継続的に進められており、また、NECマイクロシステムでは人材派遣会社メイテックへの出向計画

もあり、依然として気の抜けない状況が続いています。そこで私たちNEC&関連労働者ネットワークは、

NECエレクトロニクス本体およびグループ会社のリストラへの監視を強化するとともに、職場のみなさまから

寄せられた情報を共有すべく、「ELリストラニュース」を発行することにいたします。各職場で今何が起きて

いるのかを、出来るだけタイムリーにお知らせする事を心がけますので、ぜひともご注目ください。また、

あわせて職場の情報を募集いたしますので、リストラ110番などを通じてご連絡くださいますようお願い申し

上げます。

 

 

 

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