2010.2.21

　2010春闘アンケート結果を背景に、「大幅賃上げ要求」を
NEC労組へ申し入れ！

　2月15日夕方、NEC労組本社 支部の組合員有志で、2010春闘アンケート結果をもとに、労組本社支部へ「申し入れ」を森永ビル労組会議室で行いました。

　労組からＮＥＣ本社支部委員長、書記長が対応。申し入れ側は4名参加しました。
　申し入れは、事前に労組に送付した「申し入れ書」に沿って説明しながら１時間１５分にわたり議論を行いました。
今年は、申し入れ書の第２項の内部留保の実態を組合員に明らかにし、アンケートで切実な声になっている大幅賃上げをどう実現するかについての議論から入りました。
以前の電機連合は、生活実態から算出した最新の「生計費」から春闘要求を行ってきており」、賃上げ交渉に置いて内部留保は重要な財源のひとつとして定義してきた等、議論は賃上げ原則論に立ち返る良い議論になりました。

「癌検診の有料化」については労組も問題意識を高めたようで、身近で亡くなっている方を見ているだけに、会社の従業員に対する姿勢が問われる問題として少しでも改善されるよう要請しました。

＜申し入れ要旨＞
１）2010年総合労働条件改善闘争にたいする期待は大きい！
期待が持てる議案として
　(1)時間外割増率の改訂　2010年４月の改正労働基準法を上回る要求
　(2)有給休暇「切捨てゼロ」に向けての取組
２）労働組合として、会社の内部留保の実態を組合員に明らかにして、今春闘の闘いに展望を！
３）経費節減を口実にしたサービス残業が発生しないよう、労働組合として監視を強めて下さい。

一方、会社が長年実施してきた福利厚生の大幅な後退が見受けられるとして、
今回の「がん検診」の受診は自己責任とし、費用の3000円は自己負担とする会社の方針見直し交渉を！

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