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５月２６日投票の日程で、ＮＥＣ真空硝子労働組合の執行委員選挙（定数５名）が行われました。
ＮＥＣ真空硝子では、構造改革の名のもとに、昨年は４０名が職場をさり、今年は７０名を超える同僚が退社します。
鈴木喜美子さんは「いま、黙っていたら、雇用も労働条件も生活も守れない。声をあげることが大切」と、勇気を出して執行委員選挙に立候補しました。
２５日に行われた立会演説会では「人減らしリストラは許しません。黙っていたら、働く者の状態も、会社も、ますます悪くなります。みなさんと一緒になって希望の持てる職場をつくります」の鈴木さんの訴えに共感の拍手がわき起こりました。
鈴木さんは、当選にはいたりませんでしたが、職場で大きな話題をよび、労働組合の
役割を改めて考えさせる大きな一石となりました。
ＮＥＣ真空硝子は鈴木さんの雇用延長を決断せよ！
５月２８日、鈴木喜美子さんの雇用延長実現を求める宣伝行動を、ＮＥＣ真空硝子本社、最寄り駅・鴨居駅およびＮＥＣ真空硝子・横浜工場の３ヵ所で行い、ＥＬＩＣＮＥＣ
５月号「ＮＥＣ真空硝子は鈴木さんの雇用延長を決断せよ！」を配布しました。
宣伝行動には、多くの仲間のみなさんに参加いただきました。ありがとうございました。
鈴木さんが参加した横浜工場では、先月と同様にほとんどの人がビラを受け取り、目
を通されていました。また、今回の宣伝行動が、労働組合執行委員選挙の２日後に行
われたこともあり、多くの方から鈴木さんに「応援しましたよ」「惜しかったです
ね」「当選してほしいと、友だちにも薦めたのに」など、ねぎらいの声がかけられま
した。
鴨居駅では、先月２０日に行った第８回団体交渉の内容をくわしく報告し、会社が鈴
木さんの雇用延長を決断するよう、職場内外の支援を訴えました。応援に駆けつけた
神奈川労連の岡本さんは、「働く者が団結して声をあげ、希望すれば雇用延長できる
制度にしていこう、労働者派遣法を抜本的に改正していこう、大企業の利益を労働者
に還元させよう」と呼びかけました。電機懇の今井代表は、ＮＥＣ真空硝子や富士通
で行われた労働者いじめの事例を紹介し、「労働者を大切にしない企業には未来がな
い」ことを力説しました
鈴木喜美子さんの雇用延長を実現させる支援連絡会は、新たに親会社となる日本山村
硝子に対して、株主総会への参加をはじめとする要請行動の準備を進めています。
日本山村硝子に対して、雇用延長制度の改善、労働条件の維持・向上などの要請を行
いますので、職場からの意見・要望をＨＰにお寄せください。
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