■山村フォトニクス(旧NEC真空硝子)・鈴木喜美子さんの雇用延長を求める取り組みとは
山村フォトニクス(旧NEC真空硝子)はNECの硝子研究所として発足。1949年NECから分離独立、電子管用バルブ等ガラス事業を開始した。2010年7月
日本山村硝子グループへ資本移転に伴い社名変更。現在従業員200名
弱。労働条件は移転間もないこともあり、現状おおむねNECに準じている。
山村フォトニクス(旧NEC真空硝子)の雇用延長制度は、
資本移転後まだ間もないこともあり、まだNECのそれをほとんど真似た内容であり、電機業界でも最低水準で、かつNEC以上に「悪い制度」である。
そのポイントは、雇用延長制度の対象者として「成績が標準以上の者」という規定を設けている点で、女性の管理職ゼロという異常な中で、女性の雇用延長者は1人もいない。
鈴木喜美子さんは、このような劣悪な労働条件の職場でも「60歳になっても働き続けたい」という意思表明をして、会社に雇用延長を申し入れしました。しかし、先の成績規定で「標準以下」であることを理由に会社は鈴木喜美子さんの雇用延長の希望を拒否しています。
鈴木喜美子さんは今、電機ユニオンに加盟し、雇用延長を求めて闘っています。
新たに親会社となった日本山村硝子の雇用延長制度は「誰もが入れる」制度として国の標準に従っている。日本山村硝子に、この制度を子会社である山村フォトニクスにすぐにでも適用する決断が求められています。
皆さんのご支援をお願いいたします。
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