騙されるな! 偽装赤字1000億円!
「私は会社に残ります」
面接でのこの一言があなたと、家族の生活を守ります。
NECは1月26日決算発表と同時に1万人の人減らしリストラ計画を発表しました。職場には衝撃が走り「営業利益や経常利益が昨年より大幅に増える見通しなのに人員削減はおかしい。」「V2012を達成するためかも知れないが従業員や下請けに犠牲を押し付けるのは本末転倒だ」「経営の失敗を労働者に転嫁する気か」など怒りの声が出ています。
当期純損益1000億円の赤字は、従業員の業務には関係ない
会社は当期純損益で大幅な赤字が出ることを人減らしの口実にしていますが、その多くは税金の処理であり、あとの400億円は人減らし費用に当てる予定です。まったく従業員の仕事には関係ない欺瞞的な「赤字」です。
「業績が悪くなったら切り捨て」ではNECに未来はない
課題事業(リストラ対象)として、携帯電話、プラットフォーム、NECトーキン)をあげています。
※NECトーキンでは「3月中旬から下旬に250人の希望退職を募集する」といった報道もあります。
これまでも、半導体、液晶、パソコンなどを業績の悪化などを理由に、NECから切り離してきました。その結果、今のNECには「看板製品」も少なくなり、売上も減り、「NECは元気がない」と社内外からもいわれるようになりました。
NECは「業績悪化→事業切り捨て・人減らし→更なる業績悪化→更なる人減らし」という悪循環により、人材流出、技術力の低下、従業員のモチベーションの低下を招き、ますます魅力のない会社になってきています。
NECは今回の人減らしリストラ計画を中止し、従業員と関連労働者を大切にし、雇用を守る経営への抜本的な転換を図るべきです。
これこそNEC再生への道であり、かつこれしか道はありません。
NEC&関連労働者ネットワークでは、退職強要や理不尽な配転・出向など困ったことがあったら、以下の「リストラ110番」までメールするよう呼びかけます。
リストラ110番
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